「自分らしく」お別れするために

誰にとってもいつか訪れる「お別れのとき」。その場になってから慌てて決めるのではなく、元気なうちから少しずつ知っておくことで、ご本人にもご家族にもやさしい時間をつくることができます。今回は大原セレモニーハート 代表取締役 茂木圭吾さんに、後悔しないための〝備え〟について伺いました。

令和の家族葬は「小さくする」ことが目的ではない

近年よく聞く「家族葬」ですが、これは単に規模を小さくすることだけが目的ではありません。茂木さんによると、昨今「その人らしく送る」葬儀が主流となっているのだといいます。例え家族葬だとしても、家族同然に親しくしていた友人なども含めて執り行うこともあるのだとか。誰と、どんな雰囲気で、どんな時間を過ごすのか、最期の時間をデザインするようですね。

親しい人だけでゆっくりお別れしたい方もいれば、多くの人に見送ってほしい方もいる。大切なのは「その人らしさ」を軸に考えること。そのためにも、元気なうちから家族で少しずつ話したり、葬儀社ごとの特色を知っておくことが、安心につながります。

知らないまま迎えると、後悔が残りやすい

葬儀は突然やってくるもの。「いざという時、どこに連絡すればいいのか」「何を決めておけばいいのか」が分からないと、突然の臨終の場で決断を迫られ、後悔につながってしまうことがあります。事前にいくつかの葬儀社を調べておく、料金や対応をパンフレットや見学で比べてみる。こうした準備で心の余裕は大きく変わると、茂木さんは話します。

画面越しではわからない「空気」を感じること

最近は、インターネットや電話だけで葬儀社を選べる時代になりました。しかし茂木さんは、「できれば一度、実際に足を運んでほしい」と話します。

葬儀社や式場には、それぞれ独特の空気感があります。静けさ、清潔さ、スタッフの話し方、場の落ち着き…。画面や資料だけでは伝わらないものを、肌で感じることがとても大切です。

「この場所なら安心して大切な人を任せられる」
「この葬儀社に自分もお世話になりたい」

そう感じられるかどうかが、最終的な判断の大きな基準になります。

また、なかでも見落としがちなのが「安置場所」についてです。安置場所は故人が葬儀まで過ごす場所。安置所の事情や葬儀社の方針によっては、家族が葬儀当日まで会うことができない、あるいは冷たい雰囲気の部屋で安置されるケースもあります。大原セレモニーハートでは、テーブルやソファを配置した面会室でゆっくり面会できる環境を整えており、家族が故人と過ごす時間を大切にできるように配慮しています。実は故人と面会する時間は、遺された家族が心の準備をする大切な時間にもなるのです。

小さな一歩が、大きな安心に

葬儀の準備は、決して重たいものではありません。

資料を取り寄せる、相談だけしてみる、式場を見学する。そんな小さな行動が、納得する最期の時をつくります。

大原セレモニーハートでは、年に数回「人形供養祭」も無料で開催しています。これは式場を見学する機会ともなり、地域の人が気軽に施設を知るきっかけにもなっています。

元気な今だからこそ、ご自身とご家族のために、少しだけ〝その日〟のことを考えてみませんか。

株式会社
大原セレモニーハート
代表取締役
茂木 圭吾さん

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