「これ、もう使わないし捨てようかしら…」
そう思いながら押し入れや引き出しを整理している方も多いのではないでしょうか。
「捨ててしまう前に、一度持ってきてみてください」と話すのは、買取専門店 大吉 砂町銀座店 店長 篠原 智さん。意外なものに値がついたり、逆に〝これは難しい〟という品もあるそうです。今回は、自宅の整理をする際に迷いがちな品目について伺いました。
化粧品・香水は「使っていても」大丈夫
化粧台の奥に眠っている口紅やファンデーション、香水。「開けてしまったから」「使いかけだから」と捨ててしまう方が多いそうですが、実はこれはもったいない。
化粧品や香水は、使用済み・開封済みでも買取できるケースが多いとのこと。ポイントは「衛生的に問題がないかどうか」。きれいに保管されていれば、ブランド品だけでなくノンブランドでもまとめて値段がつくことがあります。
「どうせダメだろう」と思う前に、一度見せてみる価値はありそうです。

お酒とレコードは〝中身と状態〟がカギ
贈答品でもらったまま飲まずに置いてあるブランデーやウイスキー。こうした洋酒は、未開封であれば買取の対象になります。
ただし注意点もあります。お酒は時間とともに中身が目減りするため、未開封でも少しずつ価値が下がることがあるそう。また、開封してしまったものは買取が難しくなるため、「飲まない」と決めたら早めの査定がおすすめです。
レコードについては、プレミアがつくものなら買取OK。すべてに値段がつくわけではありませんが、レコードは軽く持ち運びやすいので「これはどうかな?」と思ったら一度持ってきてみるのも一案です。


実は「本」は専門店のほうが向いている
意外なのが「本」。買取店に持ち込まれることも多そうですが、実はほとんど値段がつかず、そのまま持ち帰ってもらうケースが多いとのこと。
「それなら、最初から古本専門店に持っていった方がいいですね」と篠原店長。品物によって〝向いているお店〟が違うことも、整理を上手に進めるコツのひとつです。
捨てるかどうか迷ったときは、「とりあえず査定」という選択肢を。
思いがけず価値が見つかることもあれば、「これは処分して大丈夫」と気持ちの整理がつくこともあります。
「何を持って行っていいかわからない」という方も多いそうですが、〝これは売れますか?〟と聞きながら持参して大丈夫とのこと。専門のスタッフが一点ずつ確認し、「これは値段がつきます」「これは処分の方がよさそうですね」と正直に教えてくれるのも買取店の良さです。自分ひとりで悩まず、第三者の目で見てもらうことで、気持ちもすっきり整理できます。
ご近所の買取店を、ちょっとした相談窓口のように使ってみるのも、賢い生前整理・遺品整理の第一歩かもしれません。


買取専門店 大吉
砂町銀座店 店長
篠原 智さん
