コロナ禍の時は通常の葬儀が行えないことも多かったのですが、葬儀も正常なカタチに戻ってきています。その中、葬儀費用を少しでも抑えたいというご要望もあるかと思いますが、安い価格で葬儀を行える制度「区民葬儀」について鈴木セレモニーホールの鈴木英明さんにお聞きしました。
価格を少しでも抑えたいという相談をうけますが、その時の選択肢の一つに「区民葬儀」の制度を紹介します。
「区民葬儀」は東京23区内にお住まいの方ならどなたでもご利用いただけます。
区民葬儀とは
「区民葬儀」とは葬祭費用の負担軽減等の区民のご要望にお応えするため、東京都と全東京葬祭業連合会に加盟する区民葬儀取扱指定店がおこなっている葬儀です。
葬祭業協同組合が東京都に働きかけ、当時は「都民葬」として通常よりも安価な葬儀を提供する制度として創設され、後に23区に移管され現在の「区民葬儀」となっています。
東京都23区の住民が葬儀をする場合、組合に所属している葬儀社であればすべて同一の金額で葬儀のサービスを受けることが出来ます。
区民葬儀券の発行
区民葬儀を行う場合、区役所から区民葬儀券をもらいます。
区民葬儀券は「区民葬儀火葬券」、「区民葬儀霊柩車券」「区民葬儀祭壇券」3枚に分かれており、各区役所の区民葬儀所管の課で交付されており、江東区の場合は江東区役所戸籍係となります。(葬儀社が代行で区民葬儀券を受け取るケースが多いです)
区民葬儀の内容
区民葬儀はそれぞれ内容が決まっており、対象となる項目は、1・祭壇料 2・霊柩車運送料金 3・火葬料金 4・遺骨収納容器代となっています。該当するどこの葬儀社に依頼しても同様の内容で行われます。
区民葬儀で行うとどのくらい一般の葬儀と比べてどのくらい安いかと言うと
例えば、火葬費は、通常の金額より概ね3万円程安くなり、霊柩車(葬儀所から火葬場に搬送)料は1~2割ほど安くなります。
祭壇に関してはそれぞれ種類によって金額が異なります。
区民葬儀券は個別に使用することが出来るので、例えば火葬券だけ使用することも出来ます。
また、供花、ドライアイス、寝台車 式場使用料、写真、会葬礼状等は対象外となり別途となっています。
組合に加盟している葬儀社で取り扱いが可能
江東区においては弊社セレモニーホール鈴木をはじめ9社の葬儀社が組合に加盟しています。組合に加盟していない葬儀社は取り扱いができませんので注意が必要です。
加盟葬儀社は東京都葬祭業協同組合のホームページでご確認ください。
〇終活セミナーの開催
ご葬儀での【知って安心!葬儀・相続・税金 無料セミナー】
日時:令和7年2月11日(火・祝) 11時~12時
会場:セレモニーホール鈴木
江東区北砂1-17-7
葬儀・相続(終活)・相続税について3人の専門家がお話しします。
参加費無料、当日参加OK!!
セミナー終了後、個別無料相談会も開催。
まずは「知ること」が大切です。お気軽にご参加ください!!
全葬連葬儀事前相談員
セレモニーホ―ル鈴木
鈴木 英明さん