栄養を整えることが、健康と美の第一歩

「医師にダイエットを勧められたが、なかなか痩せられない」「慢性的な腰痛や頭痛を手放したい」そんな悩みを抱えていないでしょうか?今回はそんな方に向けて、栄養と体の関係性について、耳ツボダイエットサロン美処 代表の糸柳 幸恵さんにお話を伺いました。

栄養バランスを整えることが、健康と美しさを育てる土台に

美処では、耳ツボダイエットを提案されていますが、根本にあるのは「体に必要な栄養を満たし、体を本来の状態へ整えること」。その結果として、無理のない体重減少につながっていきます。

現代人の多くは〝栄養不足〟の傾向があります。例えば「たんぱく質」。1日に必要な量は50〜60グラムほどですが、納豆1パックに含まれるたんぱく質は約5〜7g。必要量を食事だけで補おうとすると、納豆を1日7〜8パック食べる計算になります。つまり「十分に摂れているつもり」でも、実際には必要量に届いていないケースが多いのです。

「生活習慣病の背景には〝栄養の欠乏〟が関係していることが少なくありません。食の欧米化や加工食品の増加により、必要な栄養が摂りにくくなっています」と糸柳さんは話します。

体が栄養で満たされ、本来のパフォーマンスを発揮できる状態になれば、長年抱えてきた痛みや不調が改善へ向かうこともあります。反対に、栄養の偏りによって体のバランスが崩れると、本来は感じる必要のない痛みや症状が現れてしまうこともあります。

糸柳さんの69歳のお母さまも、帯状疱疹後の神経痛に長く悩まされていました。

痛み止めは最初からほとんど効かず、夜も眠れないほどの強い痛みに数年苦しんでいたそうです。

そこで、耳ツボ刺激と正しい栄養補給を取り入れて体の状態を整えたところ、約2ヶ月で痛みが大きく軽減し、「気づいたら痛みが気にならない」という状態にまで回復。食事量を極端に減らすことなく自然に体重が落ち、体の巡りが改善されたことで、症状にも明らかな変化が現れました。

「体の力って本当にすごいんです。必要な栄養がしっかり入ることで血流が整い、免疫力も戻ってきました。結果として、ウイルスに負けにくい強い体づくりにつながります」と糸柳さんは話します。

耳のツボで、心と体のバランスをサポート

耳ツボダイエットは、耳にあるツボをやさしく刺激しながら、体に必要な栄養をしっかり補う健康法です。耳には自律神経やホルモンバランスに関わる反射区が集まっており、ツボ刺激によって「食べ過ぎの予防」だけでなく、ストレスの緩和・睡眠の質の向上・血の巡りのサポートなど、幅広い働きを期待できます。
 「ツボの刺激は痛いのでは?」というイメージを持つ方も多いかもしれません。足つぼのように強く押されて痛がる場面を思い浮かべる方もいらっしゃいます。しかし、耳ツボの刺激はとてもソフトで安心できるものです。小さな金の粒がついた医療用テープを、耳のツボとなる場所に貼るだけ。痛みはほとんどなく、気軽に続けられるのが特徴です。

「耳ツボダイエットを進めていく中で、体の仕組みや栄養について自然と理解できるようになります。ダイエットが終わった後も日々の生活に活かしていける点が魅力です。」

無理をせず、自分の体とゆっくり向き合うことからスタート。まずは、ご自身の栄養バランスを見直すことが、健康への大きな一歩になります。

耳ツボダイエットサロン 美処
サロンオーナー
糸柳 幸恵さん

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