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食事として備蓄するもの
防災備蓄コンサルティングの水口です。
さて今回は「食事として備蓄するもの」についてお話しします。
備蓄と聞いても身構えないで、普段の食事の延長で考えましょう。ホームセンターへ行くと災害コーナーがあって、5年保存のレトルトごはんやアルファ化米、缶入りのパンなどが陳列しています。値段は少し高いし、ほんとにこれでいいの? と思いますね。ここは一つ考え方を変えて、普段食べるもので備蓄できそうなものを見つけてみましょう。
お米、漬物、魚の干物、ふりかけ、納豆、卵、乾物などなど。日本には保存に適した食材が豊富にあります。どれも普段食べ慣れていて、たいてい常備してませんか。お米などは無くなる前に買っておきませんか?
これを「ローリングストック」と言います。普段よりひとつ余計に買っておいて、ひとつ食べたら買い足しておけばなくなることはありません。これを習慣づければ家に何もないということが防げます。そうそう、水は断水したら給水車が来るまでありませんから、2Lのペットボトルを6本用意してください。1人で1週間に必要な水を確保できます。重くて持って帰れない場合は、スーパーの宅配サービスを利用しましょう。それでも少しは非常用に日持ちのするもの(賞味期限の長いもの)も買っておきましょう。
〈非常用に用意すると便利な食品〉
・水、野菜ジュース、お茶、パックごはん、インスタント味噌汁、常温保存のレトルト食品、缶詰(肉・魚・フルーツなど)、乾麺、お菓子など。
次回は、「トイレの備蓄」についてお話します。
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