補聴器いつから? 選び方は?

気付いたらテレビの音が大音量。電話の声が聞きとれない。お孫さんとの会話が成り立たない。そんな経験はありませんか。

聞こえをカバーしてくれる補聴器。いつから必要?選び方は? 株式会社いしずか 37°byいしずかアリオ北砂店 店長 内村英樹さんに伺いました。

いつから必要?

聞こえに不安を感じている方の中には、「必要なことは聞こえているから、まだ大丈夫」とそのままにしている方も多いようです。でも、どうしても伝えたいことは相手の方が大きな声を出していたり、耳元で話しているから聞こえている場合も多く、物音や離れた相手の声、何気ない会話は、聞き逃しているかもしれません。

音は耳から入ってきますが、その音は脳に伝えられます。脳に伝えられた音が脳内で処理されることにより、言葉や意味のある音として理解することができるのです。脳は常に耳からの刺激を受け、音を聞くトレーニングをしているのです。

歩かなければ足の筋力が衰えてしまうように、言葉や意味のある音を聞き、常に脳に刺激を与え続けなければ、脳の機能が衰えてしまいます。

聞きづらさを感じたら、早めに対処することをお勧めします。

選び方は?

まずは、耳鼻咽喉科や補聴器認定店で聴力測定をしてもらいましょう。

必要となったら、その方のレベルに合った補聴器を選んでもらいます。当店では、その場で試聴していただき、どういう風に聞こえるか試していただいています。

最初は1時間から。少しずつ時間を増やして慣れるようアドバイスしています。特に聞こえが悪い方は、耳から入ってきた音を脳が認識できず、ただうるさく感じることもあり、慣れるのにより時間がかかる場合が多いようです。

お客様に良くお話しするのですが、補聴器は購入してからが始まり。その方に合ったオリジナルな、より良い補聴器にしていただくために、専門の知識を持ったスタッフのサポートが必要となります。

聞こえづらくなってくると、相手とのコミュニケーションが取れず、自然と会話が少なくなったり、消極的になってしまうこともあります。

毎日を楽しく、健康で過ごしていただくためにも、聞きづらさを感じたら、まずは、お気軽にご相談ください。

アドバイス

株式会社いしずか
37°byいしずか
アリオ北砂店
店長 内村 英樹さん

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