人生100年時代。70代・80代になっても元気に過ごしている方は大勢いらっしゃいますが、「これから病気をしたときにかかる医療費が不安」「万が一のときのための保険が気になる」という方もいることでしょう。
終活とは、死と向き合い、最後まで自分らしい人生を送るための準備のことです。
お元気な今は考えづらいものですが、人は必ずいつかは命を終えます。私たちは「死」と「生」を切り離して考えがちですが、仏教では「生死(しょうじ)」と一つのものとして捉えます。死を考えることは、実は生を考えることでもあるのです。
何の準備もしていないと、やりたいことや伝えたいこと等、何もできずにその日を迎えてしまうかもしれません。
でも、心配な事や気になっていることに目を向けて考えておくことで、それまでの人生を振り返り、これからの事を考える、心の余裕が生まれることもあります。
心配事や気になっていることは人によりさまざまでしょう。介護や医療、葬儀やお墓の事かもしれません。また、財産や相続。大切にされている品物の整理という方も。
お客様のご相談を数多くお受けしている保険見直し本舗 コンサルティングアドバイザーの金井貴恵さんに伺いました。
今加入している保険は?
生命保険には、大きく分けると、入院した時のための医療保険やがん保険。亡くなった後に指定された方が受け取る死亡保険とあります。現在加入している方はもちろん、加入を検討している方も、保険の保障内容、何歳まで保障が続くのかを確認することが大切ですね。入院した際の医療費や、万が一の時の葬儀費用等に回せるような預貯金がどのくらいあるのか、ご自身の資産と併せて検討する必要があります。
介護が必要となったり、認知症になったら
また、超高齢化社会となった現代。併せて考えておきたいのが、介護が必要になったときや、認知症になったときのこと。
今現在健康に過ごしている方にとって、ご自身が介護を受けるとか、認知症になる等、イメージできないかもしれませんが、「私だけは大丈夫」は通用しません。もし介護が必要となったら、介護保険に加入していても、1割は本人が負担します。その費用のことを考えていますか?
また、認知症と診断され、判断能力がないと認定されてしまうと、たとえ、本人の預貯金口座で、本人のために使うとわかっていても、子どもも配偶者も引き出せなくなってしまいます。
考えたくはないことですが、万が一、はいつあるかわからないのです。
多種多様な保険
保険には、年齢が高くても元気な人が加入できる保険。病歴がある人でも加入できる保険。掛け捨て型や貯蓄型。認知症と診断されたら、死亡保険の受取人が早めに受け取ることができる認知症のための保険等々様々なタイプがあります。
病気になってから保険に加入しようと思うと、保険料も高くなるうえに入れないこともあります。健康な時だからこそ、加入できる保険の種類が多く、多くの保険の中から、ご自身に合った保険を選択することができます。
まずは、ご自身の資産を含め、家族で話し合ってみましょう。
当社では、家族構成や生活環境など、一人ひとりの状況にあわせて既定の保険だけでなく、その方に合った、ぴったりの保険をご提案いたします。加入している保険の見直しはもちろん、新規でのご加入をご検討されている方も、ぜひお気軽にご相談ください。
アドバイス
2020年度MDRT成績資格会員
2級FP技能士
保険見直し本舗
コンサルティングアドバイザー
金井貴恵さん HMH-0488-20200915