年末、「日銀の金融政策の修正を受け大手銀行が、来月からの固定型住宅ローン金利を引き上げることを発表」と、気になるニュースが飛び込んできました。
2023年、不動産売買はどのような動きを見せるのでしょう。
住まいのご相談に数多く対応されている野村不動産ソリューションズ 門前仲町センター センター長 石田賢次さんに、最新情報を伺いました。
中古マーケットは落ち込まない
日銀の発表により、確かに金利は不透明な部分があり、これから住まいの売却をと考えている方にとっては、売れなくなる?とご心配になられている方も多いと思います。でも、2023年も引き続き、中古マーケットの落ち込みは少くないと、考えています。
それは、現在、地価高騰に伴い分譲価格も高い水準で販売されたり、円安傾向による建築費の増加等も重なり、新築マンションはより高い販売価格が続きそうです。それにつられて築年数が新しく、駅までの距離が近い、眺望が良い、大手不動産会社が分譲したいわゆるブランドマンションなどは、好調を維持すると考えられています。
それを示す数字としては、昨年後半、成約件数は若干減少傾向にありましたが、取り扱い価格がアップしました。ということは1件当たりの売買価格が上昇しているということです。
つい最近ですが、地方にお住いの高齢のご両親に近くに来てほしいと、物件を探されていたお嬢様が、同じマンション内の別の部屋が販売され、すぐにご両親が購入されました。
ご両親は、その後に、住まわれていたご自宅を売却。ご両親のお住まいも地方の主要都市にあったため、高額の取引が成立しました。
また、売却を検討されているお客様で、高値で取引される今のうちに所有不動産を売却して利益を確定。今後のことはゆっくりと考えたいと言う方が増えてきています。
最新の市況が気になる方は、店内にて資料を用いてご説明させて頂きますので、お気軽にご相談ください。
単なる試算だけでなく、相続・税金対策もご提案致します
不動産の売却により利益が出やすい環境が揃っているものの、条件によっては売却益に対して高額の所得税が課税される場合があります。税金の控除や、特例等を利用しながらの節税対策等のご相談も承っております。
野村不動産グループでは、各セクションによって専門部署を取り揃え、ワンストップでお客様のご要望にお応えしています。弊社は東西線「門前仲町」駅徒歩1分清澄通り添いにございます。不動産にまつわることなら、お気軽にお立ち寄りください。
お客様のご都合に合わせて売却やお買換えの提案を行いますので、将来のご計画等があれば忌憚なくお申し付けください。
アドバイス
野村不動産ソリューションズ株式会社
門前仲町センター センター長
石田 賢次さん