柳原美智子さんによる「バァバの青春 追憶の絵日記」から抜粋して作品をご紹介します。戦前・戦中の暮らしや記憶を描いた作品は、どこか懐かしく、心がふっと温かくなるような魅力があります。今回は『遠い夏の日 part1』を掲載。ご本人直筆の「はじめに」も併せてお楽しみください。
柳原美智子さんは昭和3年4月23日生まれの現在97歳。特別養護老人ホーム「三井陽光苑」で元気に暮らされています。名古屋で家族と過ごした後、58歳で東京へ転居。そこから長年の夢だった絵を学びました。今でも絵を描き、紙粘土で人形を作り、日記を綴る暮らしを続けていらっしゃいます。

