2025年10月、長年多くの方に使われてきた「Windows10」のサポートが終了します。それってつまりどういうこと?そんな疑問に、PCデポスマートライフ有明ガーデンBASE 店長 森 淳弥さんにお答えいただきました。
Windows10のサポート終了とは?
Windows10のサポートが終わるということは、つまりどういうことなのでしょう?WindowsやMacといった名前を聞いたことがあるかと思いますが、これらはOSと言って、パソコンを動かすための基礎や土台のようなもの。このOSはパソコンが安心して使えるように、常に作り替えられているのですが、サポートが終了するということは、それ以上新しく作り替えられなくなる、つまり更新プログラムが配信されなくなり、セキュリティの穴が放置されたままになります。これは、例えるなら「玄関の鍵が壊れたまま暮らすようなもの」。不審者が自由に出入りできるように、悪意ある第三者にパソコンを勝手に利用される危険が高まります。
家全体の防犯を守るプログラムの更新がなくなれば、知らぬ間に個人情報が漏れたり、自分のパソコンが犯罪の踏み台にされてしまい、無自覚に加害者となってしまうことさえあります。
自分のパソコンはWindows10? 見分け方のヒント
「うちのパソコンはWindows10? それとも11?」こうした疑問を持つ方も多いでしょう。見分ける簡単な方法は、スタートボタンの色。
Windows10…黒い四角のロゴ(画像①)
Windows11…青(水色)のロゴ(画像②)

ただし、この表示だけでは判断できない場合もあります。自分で確認するのが難しいと感じたら、無理をせず専門店に相談するのが安心です。
わからないに寄り添う
有明ガーデンにある「PCデポ」では、高齢の方を中心に多くの相談が寄せられています。最近あった事例は、証券会社などで必須となった二段階認証の設定サポートです。近年、株式や証券取引の利用には二段階認証が欠かせません。しかし「どこをどう操作すればいいのか分からない」と戸惑う方が多いのが現状です。PCデポでは実際の画面を一緒に見ながら設定を行い、ご本人が手順を理解できるよう丁寧に説明。次回は自力で操作できるよう、サポートを通じてITリテラシーの向上にもつなげています。
「えがお新聞を見た」で無料点検
パソコンは購入から5年以上経過すると、物理的にも故障のリスクが高まります。サポート終了のタイミングは、買い替えや点検を考えるよい機会です。
PCデポ有明ガーデン店では、「えがお新聞を見た」と伝えると点検を無料で受けられるサービスを実施中。ご自宅のパソコンがWindows10かどうか、買い替えが必要かどうかも、その場で確認してもらえます。
「自分のパソコンが対象かどうか分からない」「設定が難しくて不安」という方は、一人で悩まず相談してみてください。専門スタッフと一緒に確認することで、安心して次の一歩を踏み出すことができます。

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店長 森 淳弥さん