ものづくりの心で地域を支え、つなぐ。

「江東・マンションふぉーらむ21」元会長・現相談役
小林 正博さん(83歳)
昭和17年(1943年)12月22日生まれ

「江東・マンションふぉーらむ21」元会長・現相談役 小林正博さん。

管理組合の役員・居住者の皆さまが日頃から抱いている疑問やお困りごとについて相談し合い、理解を深める場を設けています。昨年2月には「深川住宅の50年と私」をテーマに講演を行いました。

その際配布された資料には深川住宅の修繕工事について、詳細に書かれています。

ものづくりと学びに親しんだ少年時代

昭和17年12月生まれ、現在83歳の小林さん。生まれは日暮里、育ちは深川です。

中学生の頃は電車の模型づくりなど、ものづくりに親しむ少年でした。猿江公園で草野球を楽しむなど、仲間とともに活発な日々を過ごされていたそうです。現在も中学時代の友人たちと同期会を開き、ゴルフ、カラオケを楽しまれるなど、当時からのご縁を大切にされています。
地元の小、中学校を卒業後、都立化学工業高校定時制、東京理科大学二部化学科を卒業しました。働きながら学業に励まれ、15歳の時には清水建設で1年間アルバイトとして研究員を務め、セメントをはじめとする様々な材料の研究に携わります。

20代後半から30代にかけて、防錆技術学校の通信教育過程で防錆塗装科、施設防食科、めっき科を修了し、防錆管理士の資格を取得。日々技術の向上に努められ、定年まで防錆技術学校の講師も務められたそうです。

塗装会社での仕事中の一枚。

挑戦を重ねながら歩んだキャリア

小林さんは金属表面処理剤を扱う会社に就職し金属類のライン塗装の業務に携わりました。ある塗装会社から「水を使って錆を落とせないか」という相談を受け、試行錯誤の末、水の中に砂を入れて劣化塗膜や錆を除去するという方法を確立し水圧鉄管、石油タンクなどの塗膜の長寿命化に対応されました。最初はお手伝いの形でしたが、この経験をきっかけにその塗装会社に転職。その後、会社はマンション等の大規模修繕工事などの施行を行うようになり定年まで勤め上げられました。

現役時代から地域のために

現役時代から、小林さんは専門性を活かして、江東区のマンションについて考える、「江東・マンションふぉーらむ21」(次頁参照)に携わっていました。また、30〜40代の頃には、区主催の「少年活動指導者」「青少年活動指導員」の認定を取得し、キャンプやレクリエーションイベントの企画や運営にも参加。さらに、江東区レクリエーション協会では事務局長を務め、江東区民まつりではウォークラリーを、夏には、協会主催のファミリーキャンプも実施するなど、多くの人々が楽しめる活動を支えてこられました。

地域とともに歩む長年の地域活動

定年少し前から、老人クラブ「深一ほがらかクラブ」に入会し、現在は会長を務めています。クラブでは、誕生会や旅行、輪投げ、グランドゴルフなど、会員が楽しみながら交流できる様々な行事を運営しています。

退職後も地域への関わりを続け、町会の副会長やマンションの自治会長を務め、地域活動に尽力されています。

「今が大切」

若い頃から活動的な小林さんは、多彩な趣味をお持ちです。読書はもちろんの事、奥さまのためにイヤリングを手作りすることも。定年後には奥さまと2人、スポーツセンターでソフトエアロビクスを始め、自宅ではゲーム機を使ったフィットネスにも取り組んでいます。

「やるなら楽しくやる!なんでもほどよく適当に!」と小林さんは語ります。座右の銘は東京理科大学の真島学長が言われた「今が大切」。仕事にも地域にも心を尽くし、人とのつながりを大切にしてこられた小林さん。
その人生は、私たちに「今を大切に生きる」ことを静かに教えてくれます。

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