設備とスタッフがいいと感じる葬儀社を選ぶべき

お葬式についてのお話しを2回にわたり紹介してきましたが、3回目となる最終回は、コロナ禍の今、どのような葬儀社を選べばいいのか、今だからこその選び方について、大原セレモニーハート 代表取締役の茂木圭吾さんに伺いました。

コロナ禍の葬儀社選びのポイント

感染リスクを敬遠して、火葬のみの「直葬」やごくごく身内だけの「家族葬」などを選ぶ傾向が続いていますが、一方で、人生の最後を飾るのにふさわしい式を執り行いたいという希望も多く聞かれます。

コロナ感染防止対策を徹底しているか

口腔内は細菌や有害物質の入り口でもあり、体内への侵入を阻止するバリアの役割を持っています。
でも、虫歯、歯周病などで唾液の量が減少したり、口腔内のバランスが崩れると、口腔内粘膜のバリア機能が欠如し、免疫力が低下。ウイルスや細菌が体内へ侵入しやすくなってしまいます。
唾液は細菌やウイルスを防御し、お口の中の汚れも洗い流してくれます。虫歯や歯周病を予防するだけではなく、インフルエンザや肺炎、感染症を予防するためにも口腔ケアは欠かせないことなのです。

コロナ禍での葬儀社選びは、感染リスクを回避するために、どのような感染防止対策をしているか見極めることが大切です。
例えば、入り口にはアルコール消毒液、体温測定機器を設置し、抗ウイルス機能付き空気清浄機を導入したり、アクリル板を設置して飛沫を防いだり。また、多くの方が触れるドアノブや手すりを定期的に消毒する等、ルールを徹底し、安全な環境づくりに取り組んでいるかどうか。 こうした安全対策を徹底している葬儀社ならば、安心して任せられますね。

社員教育はできている?

また、コロナ感染防止対策について質問した時に、どのスタッフに質問をしても、同様にしっかりした答えが返ってくる葬儀社は、スタッフの教育ができているという事です。いい加減な答えが返ってきたり、答えるスタッフにより違っていたりする場合は、要注意です。

オンラインサービスを活用

感染症対策を徹底していると言っても、高齢の方や遠方の方等会葬することが難しい方もいらっしゃることでしょう。当社で導入しているのが、専用アプリを利用したご葬儀のご案内。会葬者はご遺族様から送られてくる訃報案内に記載されたQRコードをスマートフォンで読み込むと、ネット上のご遺族様の専用ページにアクセスでき、供花や弔電、香典をクレジットカードで決済できるようなシステムを導入したり、会葬時間を短くするために、芳名録を事前に作成してスマートフォンで送るシステムも取り入れています。

緊急事態宣言が発出されている状況下でのご葬儀では、より一層、実績のある葬儀社選びが大切になってくると思います。非対面による事前相談、例えば電話やラインを使って十分に納得のいく説明ができるかどうか。感染防止のためにもこうした対応もできる葬儀社選びをお勧めいたします。

アドバイス

株式会社
大原セレモニーハート
代表取締役社長
厚生労働省認定葬祭
ディレクター技能審査1級
茂木 圭吾さん

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