猛暑が続く毎日。食欲が減退。さっぱりしたものばかり食べている、などということはありませんか?
この夏、気を付けたい食事の事、生活の事。
薬業界に長年携わる中で、様々なご相談を受けられている『健康相談 ナガタ薬舗』代表 永田真路さんにお話を伺いました。
タンパク質は重要な栄養素
暑い日が続くと食欲もなくなって、ついつい冷たい麺類や飲み物が多くなり、肉や魚、たまご等のタンパク質の量が減ってしまいがちです。気の誘発を抑え、健康寿命を延ばす。また、医療費の抑制も目指したいとしています。
でも、タンパク質は筋肉や骨、臓器から髪の毛等々、あらゆる体づくりに使われる重要な栄養素。また、体を機能的に働かせるためのホルモンや酵素。体を守るために働く免疫体を作る材料にもなっています。
このタンパク質は日々作り替えられています。体内で古くなったタンパク質は排泄され、食事で摂ったタンパク質を利用して、新しいタンパク質を作り出します。ですから、摂取するタンパク質が不足すると、作り替えることができなくなってしまいます。
高齢者のタンパク質不足が問題に
高齢者のタンパク質不足が問題になっていると、聞いたことがある方も多いことでしょう。
・小食になることで、おかずを食べる量が減ってしまう。
・噛む力が弱まることで、肉などを選ばない食生活になりがち。
・消化吸収の力が弱まることで、必要なタンパク質量を摂り入れづらくなっている。
・様々な理由で食事制限をしているため、バランスのよい食生活をするのが難しい。
それに加えて、今年のこの暑さ。
高齢者の場合、タンパク質を摂る量が減ってしまうと、体を守る機能が低下し、転倒や骨折を起こしやすくなることも考えられます。その結果、介護が必要となったり、老化を進める原因になることがわかっています。
意識してタンパク質を摂りましょう
特に高齢者にとってタンパク質は重要な栄養源。積極的に肉や魚、卵を摂取しましょう。でも、「食べているつもりでも足りている?」「食事以外でタンパク質を補うにはどうすればいい?」
そんなご不安があるときには、気軽に健康相談ができる当店へお越しください。
タンパク質だけでなく、夏場はビタミン・ミネラルの補給も大切。日常生活で気を付けることや、必要な栄養素を補うためのサプリメントや漢方薬等々、お一人お一人健康相談に時間をかけてお話を伺い、アドバイスをさせていただきます。
少しでも気になることがございましたら、お気軽にご来店ください。
お話し
健康相談
ナガタ薬舗 代表
永田 真路さん