忙しい日々の合間や、少し気持ちを緩めたいとき、温かいハーブティーを口にしたことはありますか? 湯気とともに立ち上る自然の香りは、心をそっと解きほぐし、穏やかな時間をもたらしてくれます。
暮らしに寄り添ってきたハーブ
ハーブ(Herb)という言葉は、ラテン語で「草」を意味する「ヘルバ」に由来します。古くから薬草や香草として人々の暮らしに寄り添い、料理や美容、健康維持に幅広く活用されてきました。お茶として味わうハーブティーは、植物が持つ豊かな香りと効能を手軽に取り入れられるセルフケアの方法です。
初めての方におすすめなのは、レモングラスやレモンバーム、レモンバーベナ、レモンタイムなどのレモン系のハーブです。爽やかなシトラスの香りは体をすっきりと冷やす効果があり、夏の時期にもぴったりで、どれも育てやすいのが魅力です。夏はアイスにしてもいいですね。また、甘みのあるステビアを少し加えるとぐっと飲みやすくなります。一方、オクラに似た花を咲かせるローゼルは、赤い実のガク部分を利用するハーブで、鮮やかな「ハイビスカスティー」として親しまれています。ビタミンが豊富で美容効果が高く、見た目も愛らしいため観賞用としても楽しめます。私も大好きなハーブのひとつです。他にも、マロウやバタフライピーはレモン汁を入れると色が変化してマジックのようです。驚きや喜びを味わえるハーブです。
五感で楽しむ、摘みたての一杯
ハーブの魅力は、育てるだけでなく、味わいや香りを五感で楽しめる点にあります。新鮮な葉や花を摘んでお湯を注ぐだけの「フレッシュハーブティー」は格別です。コミュニティガーデンの活動の合間にも、摘みたてのハーブでお茶を淹れ、メンバー同士でほっと一息つく温かい時間が生まれています。なぜか、みんなで飲む時が一番おいしいようですよ。
たくさん収穫できたら、ドライにしたり、冷凍保存ができます。
香りに包まれながら過ごすひとときが、心と体を優しく整えてくれます。ガーデンのハーブとともに、癒やしの時間を一緒に過ごしてみませんか?
アドバイス
コミュニティガーデン
アンバサダー
東方 陽子さん


