「ナイスショット!」「もう少し右!」
会場には、そんな声援と笑顔があふれていました。
江東区老人クラブ連合会「さざんかクラブ」の常任理事会で、ニュースポーツ「ボッチャ」の研修会が亀戸文化センターで開かれました。参加したのは、江東区内各地域の老人クラブの皆さん。実際にボールを投げながら、競技の楽しさやルールを学びました。
ボッチャは、年齢や体力、運動経験などにかかわらず、一緒に楽しめるスポーツです。白い目標球「ジャックボール」に、赤と青のボールをいかに近づけるかを競います。投げるたびに状況が変わり、「次はどこを狙おうか」と考える面白さもあります。
東京都老人クラブ連合会でも、老人クラブでボッチャを広めようと普及に力を入れています。高齢者が参加しやすい独自のルールづくりも進め、令和9年2月には東京都大会が開催される予定です。
それに向けて江東区では、今年11月に区大会を開催し、東京都大会に向けた代表チームを選ぶ予定です。今回の研修会は、大会に向けた準備であると同時に、各地域の老人クラブへボッチャを広げていくための機会にもなっています。
江東区老人クラブ連合会「さざんかクラブ」では、区内各地域の老人クラブとともに、高齢者の健康づくり、生きがいづくり、そして仲間づくりに取り組んでいます。健康体操や文化活動、地域交流などさまざまな活動が行われる中、ボッチャも新しい楽しみの一つとして加わろうとしています。
ボッチャの魅力は、勝ち負けだけではありません。
一つのボールを囲んで、「惜しい!」「うまい!」「次はこっちを狙おう」と自然に声が飛び交います。初めての人でも参加しやすく、一緒にプレーしているうちに会話が生まれ、笑顔が広がっていきます。
この日の研修会でも、真剣にボールの行方を見つめていたかと思えば、次の瞬間には大きな笑い声が起こる――そんな光景が何度も見られました。
11月の江東区大会、そして来年2月の東京都大会へ。
ボッチャをきっかけに、新しい楽しみと仲間の輪が、江東区の地域へどんどん広がっていきそうです。


