えがおで防活

目次

水の備蓄

防災備蓄コンサルティングの水口です。さて、今回は、「水の備蓄」についてお話しします。
「水」と聞いてまず初めに思いつくのは、飲料水でしょうか。確かに飲料水は一番重要です。では、1週間分の水を確保するのは大変だと思いますか? そんなことはありません、正しく知れば良いのです。
どのくらいの水が必要でしょうか。実は簡単な計算で求められます。
年齢60歳で体重60kgの場合は、体重kg×年齢別必要量ml=必要水分量で、年齢別必要量は56歳以上で30mlです。

つまり、60kg×30ml=1800mlおよそ2lとなり、ペットボトル1本分の水が必要となります。
スーパーや酒屋などで、2lの水6本入の箱を見かけるでしょう。この1箱で1週間分の水が確保できます。ぜひ備えてください。特売の水でも大丈夫です。600円程度で1週間分の水が備えられます。
そして、さらに大切な水として生活用水があります。もしも大きな地震や水害が発生したときは、停電とともに断水も起こります。特にマンションやビルなど高層の建物では、水を上階に送るポンプが稼働しないため、トイレも流せません。そんな時のためにお風呂に残り湯をためておく人もいるでしょう。
間違いではありませんが正解でもありません。あなたのお住まいが高層マンションの場合、地震の震度は低くてもマンションの上階では建物が大きく揺らされ、風呂釜の水も左右に揺られ溢れ出します。もし脱衣所に風呂釜の水が溢れたら階下への漏水も免れません。
そんな時のために、灯油のポリタンクなどにも水をためて生活用水に使うようにしましょう。これからの夏の時期は花壇への水やりや打水などして定期的に入れ替えて備蓄してください。

アドバイス

防災備蓄コンサルティング
水口健さん

備蓄品の購入に関する
お問い合わせはみずぐち 
☎090(2175)0911

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる