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~備蓄は防災のすべて~ 9月は防災月間

防災備蓄コンサルタントの水口です。

9月1日は防災の日、そして9月は防災月間です。1927年に関東大震災が起こったことと、9月は災害が多いことから、「災害に備えつつ知識を深めるため」に制定されました。後、5年で関東大震災から100年です。

ここで、いつもの「心の備えと物の備え」を見直してください。
まずは、物の備えから。

災害食の賞味期限は残ってますか? 間近の場合は食べてみましょう。いざ災害が起きたときに食べた事がない物は意外と食べられません。慣れておくことと自分に合っている災害食なのかを知るチャンスです。

簡易トイレは何回分ありますか? 少ない人で1日3回、多くて8回行きます。自分に必要な分を1週間分備えましょう。そして一度平常時に試してください。トイレに袋を被せて用を足したら可燃物として捨てます。上下水道が破断したり停電になると水が流せないから、とても大切な訓練になります。

そして心の備え。

この原稿を書いている8月27日は、パキスタンでモンスーンによる豪雨で1000人以上が亡くなり、国土の1/3が水に浸かりました。およそ九州と四国を足した面積です。

これは地球規模で偏西風が大きく蛇行して、いつもと違うところへ大雨をもたらしました。日本でも梅雨明けの日本海側の豪雨は偏西風の蛇行によるところがあります。日本の国土は地形からも急流河川が多いため、山に降った雨は保水できなくなると土砂崩れを起こし、下流域に流れて氾濫します。

土砂災害は突然やってきますが、雨の予報は2、3日前からの天気予報で概ね察しが付きます。家の裏に崖があったり普段の雨で小石が落ちてき始めたら危険信号です。そういう時には十分用心して早めの避難を心掛けてください。

2019年10月12日午後7時頃伊豆半島に上陸した台風は、関東、東北を縦断し、千葉県では大きな被害をもたらし、屋根瓦は飛び、強風下の電線は切れて大停電となりました。

このような前もって被害が想定される場合は、事前に避難する決断をしてください。そのためにも、地域の人との普段のコミュニケーション(顔見知りを作ること)が大切です。防災訓練やお祭りがあったら参加してみてください。これも自分にとっての備えの一つです。

台風シーズンはこれからです。自分の身はまずは自分で守る。そして「心の備えと物の備え」を実践してください。

参考に 「気象庁 自分で行う災害への備え」を検索してください。台風や大雨への備え方が解説され
ています。

アドバイス

防災備蓄コンサルティング
水口健さん

備蓄品の購入に関する
お問い合わせはみずぐち 
☎090(2175)0911

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