今では、1年中、旬に関係なく、ほとんどの野菜がスーパー等の店頭に並んでいます。
1年中、手に入る野菜でも、旬の時期に収穫された野菜のほうが、風味が良く、栄養素も多く含まれていると言われています。
冬に旬を迎える野菜と調理法
冬野菜と言えば、ホウレンソウ・小松菜・白菜・春菊・かぶ・大根・ゴボウ・レンコン・ブロッコリー等。
「これも冬野菜!」と思うくらいどれも1年中見かける野菜ですが、寒い所、寒い季節に採れる野菜は、体を温めてくれる働きがあります。また、ベータ―カロテンとビタミンCが豊富なものが多く、風をひきやすい冬場にはピッタリなのです。
こうした冬野菜の定番メニューといえば、なんといっても鍋料理。生では食べられないほどの量の野菜を摂れるうえに、豚肉や鶏肉、魚介類、豆腐など、たくさんの食材を一度にバランス良く食べられます。
お味噌汁やシチュー、スープ等にもよく使われますが、溶け出した栄養素を丸ごと摂取できるのでおすすめです。ただし、その場合は、塩分過多にならないように薄味を心がけましょう。
また、ホウレンソウやにんじんなどの緑黄色野菜は、油と一緒に摂取すると吸収率がよくなります。料理の際は、油を使った炒め物やオリーブオイルをドレッシングに活用するとよいでしょう。
今回、ご紹介したものは冬野菜の中でもほんの一部。他にどんな野菜があるか、買い物の時にチェックしてみてください。