11月30日(土)に江東区文化センター(江東区役所 隣)全館を使って、江東区主催のボランティアまつりが行われます。
朗読の団体や介護施設等に出向いてマッサージをする団体、障がい者アートの芸術祭を開催する団体、食料を集めて子ども食堂に配布するフードバンク活動団体など、江東区内で様々な活動をする56団体が集結し、さらに当日はボランティアで構成されている実行委員会と、社会福祉協議会で運営を担当します。この機会にイベントに参加して「ボランティアの世界」に触れてみてはいかがでしょうか。
ボランティアはなぜするのですか?
ボランティア活動は、多くの人々にとって「他人のため」に行うものというイメージが強いかもしれません。しかし、実はボランティアは「他人のため」だけではなく、自分自身のためにも大きな意味を持つ活動です。
ボランティアは「社会とのつながり」を感じる場であり、他者を助けることで生まれる喜びを実感できます。特に高齢世代にとって、周囲との交流や支援の場を持つことは、心の健康に良い影響を与えます。人と関わり、感謝の気持ちを受け止めることで「自分の存在が誰かの役に立っている」という実感も得られ、充実感が生まれるのです。
そして、ボランティアは「新しい学びの場」となります。例えば地域の清掃活動や子どもたちへの読み聞かせなど、普段の生活とは違う場面でも活動することで、新しい視点や知識が得られます。このような学びや経験は生活に彩りを加え、日々の暮らしに活力を与えてくれるのです。
さらに、ボランティアは「生きがい」を見つけるきっかけにもなります。年齢を重ねても「自分にはできることがある」「誰かの力になれる」と感じられることは、自己肯定感を高め、毎日の生活に張り合いをもたらします。ボランティアに出会う人々との交流は、家族や友人とはまた違う心温まる関係を築くチャンスでもあります。
ぜひこの機会にボランティア活動の魅力に触れていただければと思います。