すぐ会いに行ける健康の専門家 ー夏の睡眠と体調管理のヒントー

「薬局は処方箋がないと入ってはいけない」そんなイメージをお持ちではないですか?実は薬局はもっと身近で、日常のちょっとした不調や健康の悩みを気軽に相談できる〝まちの健康拠点〟なのです。今回は、ファミリー薬局東陽町店 薬局長 丸山由紀さんに、薬局の活用方法や、寝苦しい夏に少しでも安心して過ごすためのポイントをうかがいました。

薬剤師は〝医療の入り口〟

体調が気になるとき、すぐに病院へ行くべきか迷うことはありませんか。特に受診の手間や待ち時間は大きな負担になります。そんなとき頼りになるのが薬剤師です。薬剤師は、症状に応じて受診の必要性をアドバイスしたり、市販薬の選び方や使い方をアドバイスしたりと、各医療現場と連携をとりながら、〝医療の入り口〟としての役割を担っています。

例えば「薬の使い方が分からない」「この症状は様子を見ていいのか」など、小さな疑問でも予約不要でふらっと来店し、相談できるのが薬局の強みです。

また、近年は、薬局のサービスも大きく変わってきています。処方箋をスマートフォンで撮影して送信すると、事前に薬の準備が進められ、来局時の待ち時間を短縮できる仕組みがあります。さらに、オンラインでの服薬指導や在宅での対応も進んでおり、外出が難しい方でも安心してサポートを受けられるようになっているのです。

夏の睡眠を整えるポイント

今回の取材で特に注目されたのが、「夏の睡眠」です。暑さによって寝苦しさを感じやすい季節ですが、体温と室温をコントロールすることによって、質の良い睡眠に繋がりやすくなるといいます。

就寝時にエアコンを使用しない方も多いとのことですが、熱中症予防のためにもエアコンの使用をおすすめします。エアコンは26〜28℃を目安に設定し、就寝の1〜2時間前に入浴。一度体温を上げてからゆっくりゆっくり自然に下げることで、眠りにつきやすくなります。

さらに、夏場は夜間でもこまめな水分補給を意識することが大切です。就寝前や夜中に目が覚めた時、起床時などに水分補給を行うことで、脱水や熱中症の予防につながり、夜間の血流低下による脳梗塞などのリスクを下げることにも繋がります。

ファミリー薬局東陽町店では、睡眠測定機の貸し出しサービスも行われています。(利用には予約が必要です)測定自体は非常に簡単で、自宅の布団やベッドの下に薄いシート状の測定器を敷き、通常通り就寝するだけ。1週間測定したデータをもとに、自身が睡眠中に中途覚醒をしていないか、睡眠中の呼吸の深さはどうかなどをグラフにして可視化できるのです。その結果をもとに改善アドバイスを受けることができるため、睡眠時の呼吸の異常など、自分では気づきにくい睡眠の問題にもアプローチできます。

薬局は、病気になってから行く場所ではなく、日常の中で健康を支えるパートナーです。まずは気負わず相談してみる。そんな気軽な行動が、これからの健康づくりの第一歩になるかもしれません。

ファミリー薬局東陽町店
薬局長
丸山 由紀さん

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