江戸・東京落語の舞台を歩く

 16~17年前。当時、読売新聞に勤め、落語解説者として人気があった長井好弘さんが講師の「江戸・東京落語の舞台を歩く」講座が江東区主催でスタート。月2回行われ、約30名の方が参加していたそうです。
 約8年続いたものの長井さんの講座は終了。その後、このまま終わるのはもったいないと、代表の阪本彰夫さんを中心に有志の方が作ったのが、現在の「江戸・東京落語の舞台を歩く」です。
 活動は月1回で、2回で1セットとし、1回は落語芸術協会真打の橘ノ圓満師匠の落語と解説を伺い、1回はその舞台となっている町を、圓満師匠とともに検証しつつ、楽しんで歩いているそうです。

橘ノ圓満師匠
2015年 上野公園 寛永寺 慰霊碑 哀しみの東京大空襲周辺を散策。

「昔はここにお墓があったとか、お寺があったとか。実際に歩いてみると、聞くだけではわからないその町の歴史や移り変わりがわかって面白い」と阪本さん。現在60代を中心に10名~12名の方が参加されています。

2020年 落語「代書屋」の舞台となった日本橋へ。
2021年 「八百屋お七」のお墓を訪ね本郷圓乗寺へ。

 活動は第2土曜日、14時から16時。会費は、半期で10000円。落語が好きで町歩きが好きな方なら、どなたでも参加OKとのことです。
9月からは、コロナの状況を見て、月2回ペースにしようと企画しているそうです。

お問合せは阪本
☎(3635)1022

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