知っているようで知らない風呂敷のはなし

プラチナ世代の方にとって幼い頃から身近に存在する「風呂敷」。今日は改めて身近に親しんでいただくべく、風呂敷のお話をします。

目次

風呂敷とは?

風呂敷の定義を考えたことはありますか? ハンカチや手ぬぐいと、風呂敷の違いは何でしょう? その答えのヒントは、風呂敷の持つ目的にあります。

風呂敷の主目的は「運搬」です。いろいろなものを容易に持ち運ぶために用いるのです。ですから四角いことも大切な一つの要素ですが、もう一つ、大切な要素は、丈夫であるということです。薄い繊細な布は、少し角が当たったり、強く引っ張ったりしただけで、切れてしまいます。それでは「運搬」の目的は果たせません。「四角くて、丈夫な布」ということが、風呂敷の重要な定義なのです。

ハンカチも風呂敷?

「四角くて丈夫な布」であれば、何でも「風呂敷」に成り得ます。是非今すぐにお家の引き出しの中を探ってみてください。厚手で丈夫なハンカチ、ありませんか?
 ハンカチサイズでも、鍵や小銭入れなど、身近な小物を包むには十分です。ペットボトルをそのハンカチでベルトにくくりつければ、水分補給をしながら、手ぶらで健康的にお散歩を楽しめます。時にはハンカチとして汗だって拭えます。
 さぁ!今日の気分に合う「四角くて丈夫なハンカチ」を風呂敷バッグにして、心地良い秋風を感じるお散歩に出掛けてみましょう。

アドバイス

株式会社レ・ミゼラ代表取締役
レ・ミゼラ
カルチャースクール代表講師
浅海理惠
講演や講座のご相談
☎(5706)9822

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