「おひとりさま」はもしもの時にどう備える?

近年、一人世帯の方が増えて、「おひとりさま」という言葉がよく聞かれます。高齢になりお一人で生活している方にとって、葬儀や亡くなった後の後始末などのためにどのような備えをしたらいいのかセレモニーホール鈴木の鈴木英明さんに聞きました。

以前は親の葬儀に関しての事前相談が圧倒的に多かったのですが、終活という言葉が浸透してきた頃から「自分の葬儀」の相談に来られる方が多くなりました。

自分が亡くなった後、葬儀や納骨、そして暮らしの後始末が必要ですが、その手配は必ず「誰か」に担ってもらうことになります。

特にお一人で生活している方は、元気なうちに「自分のもしもの」のことを冷静に考え準備しておくことで、心配事が少なくなり、安心して過ごせるようになります。そのためには、多岐に渡る終活に関し、信頼できる「相談相手」をつくることを提案します。

葬儀は事前相談をおすすめする理由

まずはどこの葬儀社に頼むかある程度決めて、自分が亡くなった時には、どのようにしたいのか葬儀社と一緒に考え、明確にしておいたほうが安心でしょう。相談は電話だけでなく、直接会って話すことをお勧めします。安心して任せられる葬儀社なのか、会って話をした上で決めた方がいいと思います。また相談は納得いくまでされた方がいいでしょう。その際見積もりをとっておくと、後に任せる人も安心できます。そして亡くなった時に誰に連絡するかも考えておくことが大切です。

事前に葬儀社を決めておけば、葬儀以外のことも、いろいろと相談にのってくれるので、なにかと心強いでしょう。

納骨のことも考えておく

亡くなった後、お墓を継ぐ人がいない場合やお墓がない場合でも遺骨をどこに納めるかを決めておく必要があります。その場合、海洋散骨、樹木葬、共同墓地、納骨堂、永代供養墓などがあります。近年ご家族がいない方等は、永代供養墓を選ばれるケースが増えています。

永代供養墓とは霊園や墓地の管理者が遺骨を預かって供養や管理してくれるお墓のことで、身寄りのない方でも永代をもって供養されます。

セレモニーホール鈴木では身寄りのない方のお骨は提携している都内の寺院にて35000円で合祀納骨しますので、ご遺骨を私が寺院まで真心こめてお届けします。

エンディングノートの目的とは

エンディングノートとは自分がもしもの時のために、希望などを書き留めておくノートです。遺言書ではありませんが、自分の意思や自分に関する情報をノートに記入することで、気持ちの整理ができるとともに、もしもの時は遺族や周りの人が対応しやすくなるので、残しておくことをおすすめします。

弊社では相談に来られた方には「お葬式スムーズノート」をお渡ししています。読み進めながら、疑問に感じること、不安に思うことをひとつずつ確認して記入していきます。

暮らしの後始末に関して

人が亡くなると、行わなければいけないことが非常に多くあります。住まいの撤去、遺品整理、相続などさまざまな手続きが必要になります。

お一人で生活をしている方の場合、あらかじめ親戚や知人に相談して依頼をする方法もありますが、負担を過度にかけてしまうことを避けたいという場合、最近は行政書士と死後事務委任契約を結ぶ方も増えています。

死後事務委任契約とは簡単にいうと自分が亡くなった後の事務作業を誰かに委託する契約です。お願いしたい内容を細かく明記することで、死後委任者が責任もって対応します。

町の葬儀社は心強い存在

地域とたくさんのパイプを持っているのが町の葬儀社です。評判のいい専門家や安心な業者を知っていることが強みです。

お元気なうちに地域の葬儀社と関係を持っておけば、葬儀のことだけでなく、終活全般の心配事やお困り事の窓口となって、しかるべき専門家を紹介してくれます。将来に不安がある方はまずは相談されるといいでしょう。

アドバイス

全葬連葬儀事前相談員
セレモニーホ―ル鈴木

鈴木 英明さん

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