住まいを通して考える終活

定年退職やお子様が自立をしたのを機に、第2の人生を考える方も多いことでしょう。
「これからどこで暮らしたい」か、「どんな生活を楽しみたい」かは、もちろん人それぞれ違います。でも、誰もが気になるのは、住まいのことではありませんか。
住友林業ホームサービス株式会社 豊洲店店長 澤﨑公彦さんに伺いました。

今回は、ご相談いただきました方の事例を通して、現在の状況をご紹介していきます。

事例① 出身地へ移住

地方から東京に住まいを移されて、40年以上というご夫婦からのご相談でした。お子様は二人いらっしゃいますが、それぞれ独立されて現在はご夫婦2人住まい。ご主人がリタイアされたのを機に、ご兄弟や親せきが暮らす、出身地への転居をされたいというご相談でした。
ご存じの方も多いと思いますが、現在東京の不動産の売買価格は上がっていて、江東区も2~3年前と比較すると130%くらい高く取引されています。出身地の不動産の売買価格は、東京と比べて安く、この方は高額で住まいを売却され、地方に広い土地を購入し、ご希望の住まいを建てる計画を進めています。

事例② 住まいをスリム化

お一人暮らしの女性の方のご相談。一線で働いていらしたときに、広いタワーマンションを購入されていましたが、会社を退職され、都心で暮らす必要も、また、広い住まいも必要ないと、現在の暮らしにあったサイズのマンションを探していました。理想の住まいを見つけられて、現在のマンションを担保に融資を受けて購入。その後、マンションを売却されて、借入金を返済されました。高額で売却できたので、お手元に資金も残せました。残った資金は今後のために貯蓄。将来は、購入したマンションを売却して老人ホームへの移住も検討されています。

事例③ 都心から郊外へ

都心のマンションにお住いのご夫婦。お子様が独立されたのを機に、老後を考えてご自宅の売却相談でした。
売却の目的は、
①今の住宅ローンを完済し、身軽になること。
②次のお住まいを小ぶりでなおかつ、都心から少し離れた環境のいいところに購入すること。
現在のお住まいを高く売却され、都心から離れ、間取りを小さくされたことで、購入価格を抑えることができたため、ローンも全額返済。老後の資金も持つことができ、お喜びいただきました。

ご紹介した事例は、あくまでも一部ですが、コロナ禍で皆様、今後どこで、どう過ごされたいかを考えた上で、いい形で売却できるのは今とご決断され、当店では、お客様のご希望に寄り添って、お手伝いをさせていただきました。
売買、住み替えだけでなく、老人ホームやリフォームの紹介、税金や相続のこと等、よりよい人生を過ごしていただくためのサポートをワンストップで行っております。
是非お気軽にご相談ください。

アドバイス

住友林業ホームサービス
株式会社 
豊洲店店長
澤﨑公彦さん

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる