2021年不動産情報

今が売り時？

施設への入居を検討されている。お子様の近くへ転居したい。一戸建てから便利なマンションへ等々、ご自宅の売却を考えている方も多い事でしょう。
不動産の売却にいい時期はあるのでしょうか。コロナ時代の、現在の状況等踏まえて住友林業ホームサービス株式会社豊洲店店長　澤﨑公彦さんに伺いました。

買主のニーズが多様化しています

「リモートワークが増え、都内から環境のいい近郊へ転居する人が増えている」「通勤がなくなり、駅近より、多少駅から遠くても広い住宅を希望」「子育てを考えて環境を重視」という話をニュース等で耳にしたことはありませんか。
実際にご購入希望の方のご相談をお受けしていると、最近はコロナを背景に仕事のあり方や生活環境が見直され、購入される方のニーズが多様化していると実感します。

売りづらいと思っていた物件が売りやすくなっている？

以前に売却を考えて査定をされ、「思っていた金額と違った」という経験をされた方も、この機会にもう１度査定をされてみることをお勧めします。
　売買は、購入希望が多くなれば売れやすくもなりますし、需要が高まれば、高く売れることもあります。
　「駅から少し遠いから」「不整地だから」と思ってあきらめていた物件も、今は、広さや周りの環境で希望者が増えているという事も考えられるのです。
　また、不動産を自社で購入して販売する、買取業者も市場に物件が少なくなると、通常より高額で購入することもあります。

まずは、査定をしてもらいましょう

査定・売却と考えると、どのくらいの価格で、譲渡による所得税はどのくらいかかるのか。相続対策も検討した方が良いのだろうか等々、ご不安なことやご心配事が次々とでてくることもあるでしょう。
そうした漠然としたご不安や心配事は、一つ一つ具体的に解決することが大切ですね。
一番気になる価格に関して、査定はほとんどの業者が無料で行っていますし、複数社の話を聞いてみて、市況や相場を掴むことができます。
環境が大きく変化している今だからこそ、不動産は売り時、と言えることもあります。
これからのことを考えるために、ご自身の住宅の資産価値を知ることは一つの方法。その一歩を進めてみませんか。