江東えがお新聞春号 えがおの人で紹介しました菅野たみおさんが30年以上講師をしている、砂町文化センター主催のスケッチ教室にお邪魔しました。
この日は、菅野さんが用意した様々な風景写真の中から、受講生の方が選んで描いていました。風景写真の他、花などの静物も描いているそうです。菅野さんは、1回2時間で描けるように題材を選んでいるそうで、講座の終盤には、作品を前に並べ、受講者全員で、「この色使いが面白い」「とらえ方が新鮮」等々、反省会を行っているそうです。
初心者の方にも、「こう描きなさい」とは言わないという菅野さん。「よく見せようとか、もっと上手に」と考えるよりも、自分が感じたまま、描いてみたいと思ったまま描くことで、絵を描く楽しさを味わってほしいとのこと。
菅野さんのスケッチ教室では、自然の中をプラプラと歩き、寒さや暑さを感じながら、外で描く楽しさも知ってほしいと、半年に1回は外での講座を企画。1月には、2022年最初のスケッチ会として、市川まで行かれるそうです。
水彩画の楽しさを伺うと、「描きたいと思ったときに、すぐに描ける。それこそ、街を歩いていて、この風景を描き止めておきたい、と思ったら、描いておける。その身近さがいい。」とのこと。
講座は、原則第1、第3木曜日、午後6時から2時間。前期(4月~9月)、後期(10月~3月)各10回。受講料は各12000円+教材費2000円です。定員は20名で、3月と9月に募集しますが、現在受講されている方が優先となりますので、空きがあれば受けることができます。
お問合せは 砂町文化センター
☎(3640)1751