売却を考えている方のための素朴な疑問集

「家を売りたい・・・」と思っても、不動産の売却は、高額な取引になる上に、ほとんどの方が初めての経験。

わからないことや不安なことがいっぱいですよね。

家を売る際の疑問に、住まいのご心配ごとについて、お客様から数多くのご相談をお受けしている、住友林業
ホームサービス株式会社 豊洲店店長 澤﨑公彦さんに伺いました。

Q 用意しておく書類はありますか?
いざ売却という時に慌てないために、必要書類をあらかじめ準備しておくのはいいことですね。まず、
・本人確認書類
免許証、パスポートなどの顔写真付きのものがない場合には、個人番号カードを作られておく事をおすすめいたします。顔写真付きのものがない場合には、年金手帳と保険証等、2種類の証明書が必要になります。
・登記済権利書
法務局から登記名義人に公布される書類で、その物件の真の所有者であることを証明する非常に重要な書類です。
その他、固定資産税納税通知書、家屋の間取り図や平面図、土地の測量図、マンションであれば管理規約等必要になりますが、見つからない時には、調査できますので、安心してください。

Q 広告費用は有料ですか?
現在は、検索サイトへの有料登録が主流になっていますが、原則、費用は必要ありません。仲介手数料は成功報酬となり、ご契約されるまで請求されることはありません。
ただし、お客様のご要望により、特別な広告をする場合などは、実費をいただく場合があります。

Q リフォームしてから売却したほうがいいですか?
住まいの状況にもよりますが、仮に売却前にリフォームをしても、リフォーム費用を上乗せして高く売れるとは限りません。
当社の場合は、現場を見せていただき、買主様にとっての第一印象はどうかも踏まえて、必要かどうかご提案させていただいています。

Q 売却までに、どのくらいの期間がかかりますか? なかなか売れなかったら?
現地査定をして、3か月で売れる価格をご提案していますが、お客様は少しでも高い売却を望まれます。そこで、まずは、一般的な価格より少し高めの価格設定でスタートし、問い合わせや内覧状況等を見ながら、お客様と相談の上、価格調整をしています。
タイミングが合えば、次の日に売れることもありますし、時間がかかることもありますので、一概には言えませんが、平均で6か月程度での売却が多いようです。
また、仲介業者が買い取ることもありますし、買い取り専門業者に販売することもできますので、売れない、という心配はありません。

Q 売却する際にかかる費用は?
ご売却される不動産やその状態によっても変わってきますが、基本的には、契約書に貼る印紙代、仲介手数料(売買代金の3%+6万円+消費税)、抵当権がついていれば抹消費用などがかかります。

また、売却した翌年に確定申告が必要です。確定申告の際は、条件によっては税金が控除されることがありますので、確認してください。

■ ■ ■ ■ ■

いざ売却となると様々な疑問や心配事が出てくることでしょう。例えば同じマンションの同じ間取りでも、階数や居住年数、住んでいた人数、住まい方により、査定価格は違ってきますし、時期やタイミングにより売却にかかる期間も違ってきます。

まずは、小さな疑問や心配事を何でも相談できる、2人3脚で進めるような信頼のおける会社・担当者を見つけることが大切です。

当社では、動画での非対面での打ち合わせも可能です。お気軽にご相談ください。

アドバイス

住友林業ホームサービス株式会社 
豊洲店店長 澤﨑公彦さん

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる