ぶらり 相撲部屋巡り

ご存じのように、江東区は相撲と大変ゆかりの深い土地です。江戸時代の相撲興業は京・大阪からはじまりますが、トラブルが多く、禁令が出ていました。
その後禁令が緩み、初めて幕府公認の相撲が執り行われたのが富岡八幡宮。そのため、江東区には、相撲部屋が多くあります。現在活躍されている力士たちの部屋を、まわってみるのはいかがでしょうか。
力士たちに遭遇したり、練習中の威勢のいい声を聞くことができるかも…

※今回清澄周辺の相撲部屋をぶらり、と歩きましたが、江東区には、山響部屋(東砂6の6の3)もあります。

1 大嶽部屋

清澄2の8の3
昭和46年5月場所限りで引退した二所ノ関部屋の元横綱・大鵬が一代年寄・大鵬を襲名し、数名の内弟子を連れて二所ノ関部屋から分家独立。大鵬部屋を創設しました。平成17年に大鵬が定年退職を迎えたため、師匠を16代大嶽に交代し、部屋名称も大鵬部屋から大嶽部屋に変更。その後、平成22年7月に大竜が大嶽を襲名し、部屋を継承。
王鵬等活躍。
https://www.ootakebeya.com/

2 高田川部屋

清澄2の15の7
昭和49年3月場所で現役を引退し年寄・高田川を襲名した8代高田川(元大関・前の山)が、同年4月に内弟子8名を連れて自身が所属する高砂部屋から分家独立して高田川部屋を創設しました。
湘南乃海、竜電、輝等活躍。
http://www.takadagawa.com/

3 錣山部屋

清澄3の6の2
平成14年9月場所限りで現役を引退、以降は井筒部屋の部屋付き親方となっていた年寄・20代錣山(元関脇・寺尾)が、平成16年1月、2人の内弟子を連れて井筒部屋から分家独立し、錣山部屋を創設。現在の部屋は平成18年12月に建てられました。
阿炎、峰刃、聖冴等活躍。
https://www.terao.info/

4 伊勢ヶ濱部屋

毛利1の7の4
平成2年5月と7月場所連続優勝で平成初の横綱に昇進。平成4年1月場所で引退、年寄り旭富士を襲名。後に安治川部屋付き親方となり約半年後、年寄り安治川を襲名、安治川部屋を継承し幕内安美錦や十両陸奥北海、安壮富士、安馬などを輩出して現在に至る。照ノ富士、宝富士、熱海富士等活躍。
https://isegahama.net/

5 安治川部屋

石島4の1
平成18年11月場所で新小結、平成19年9月場所で新関脇に昇進。約23年間安美錦として力士生活を務め、令和4年12月に伊勢ケ浜部屋から独立。東京都江東区石島に安治川部屋を開いた。安大翔、安強羅等活躍。
https://www.ajigawa.com/

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