東日本大地震から11年
防災備蓄コンサルタントの水口です。
この「えがおで防活」の連載を開始した2019年5月号から数えて、早いものでもう間もなく2年がたちます。その間、私たちが災害に対抗(対応)するためには、備蓄が大切とお伝えしてきました。いかがですか? 備蓄は進んでいますか?
そして忘れることのできない災害「東日本大震災」が2011年3月11日に発生してから、11年が過ぎました。昨年が震災後10年でしたから、あっという間に1年がたちました。
この間で備蓄は進みましたか? 住む地域に顔見知りは増えましたか?
『天災は忘れたころにやってくる』
そうです、10年を過ぎ11年を超えて、やはり災害は起こっています。
2019年の10月には、「令和元年東日本台風」が発生し、江東区では荒川の氾濫に備えて城東地区で避難指示が発令され、多くの方が小学校等の体育館へ避難しました。しかし定員を超える住民が殺到して、どの避難所も定員オーバーで受け入れが不可能な避難所もありました。
そして2019年に感染が確認された新型コロナウィルスも多く人が亡くなっていて、2年を過ぎてもなお、まん延等防災措置が施され日常生活に支障をきたしています。このコロナ禍で避難所へ避難するような災害が発生したらどうなるでしょう。避難所の定員は半数に制限され、入り口で熱のある人や体調不良の人は、避難所に留まることが出来ずに自宅へ戻ることになります。
そうなると多くの方が備蓄の乏しい中での生活が始まります。そうならないためにも「えがおで防活」の読者の方には、しっかりした備蓄を行い、近所の顔見知りを一人でも多く作っていただきたいと思います。
さて次回からは、本当に役立つ備蓄品を紹介いたします。
そうなると多くの方が備蓄の乏しい中での生活が始まります。そうならないためにも「えがおで防活」の読者の方には、しっかりした備蓄を行い、近所の顔見知りを一人でも多く作っていただきたいと思います。
アドバイス
防災備蓄コンサルティング
水口健さん
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