白内障ってどんな病気?

 最近、目がかすむ、遠くが見えにくくなってきた、そう感じることはありませんか。それは、白内障の可能性があります。
 白内障はどのような病気なのでしょう。日々気をつけることは? 受診の目安は? 豊洲やまもと眼科、院長、山本祐介先生に伺いました。

白内障 症状は

 白内障は、60代以上に多い病気で、比較的女性に多いですが、男性の方も沢山いらっしゃいます。原因の大半は加齢によるものになります。
①目がかすむ。
②遠くが見えづらい。
③まぶしい。
といった症状が特徴です。でも、ある日突然見えなくなるのではなく、徐々に見えづらくなるため気づかずにいたり、また、痛みを伴うということがないので、そのままにしている方も多いようです

白内障の治療は?

白内障の薬もありますが、進行を抑える効果しかありません。そのため、根本的な治療には、手術が必要となります。

「手術」と聞いて怖いと感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、手術をすれば必ず治る病気です。
 しかも、現在の白内障の手術は、大体の場合15分ほどで終了し、入院を必要としません。また、局所麻酔ですので、身体への負担も少なくて済みます。軽いうちほど、手術時間も短く、術後の通院回数も少なくて済むなど、ご自身も楽に済みます。費用は保険適用の場合、3割負担の方で50000円ほどです。

受診の目安は

ご自身が困っていなければ、すぐに受診をされる必要はないかもしれませんが、私たちは日常生活するうえで、例えば、散歩していて信号が「赤」「段差がある」という情報を目から得ています。白内障による機能低下のため、転倒などのリスクは高くなってしまいます。

 また、「白内障だ」と、勝手に判断し受診せずにおいたために、緑内障等の別の病気を見逃してしまう可能性もあります。気になる症状があったら、早めに受診することをお勧めします。最近では、コロナ禍のため、気になるところがあっても受診を控える方が多くなっているようです。当院では安心して受診していただけるよう、コロナ対策を徹底し、密にならないようweb予約も行っています。

 目の健康は身体全体の健康とつながっています。 目の健康を維持するためには、早期発見、早期治療が大切。大きなトラブルになる前に、ぜひお気軽にお問い合わせ、ご相談ください。

お話し

豊洲やまもと眼科
院長
山本祐介先生

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