ひと足早く深川七福神めぐり

小名木川は、旧中川から隅田川まで東西に江東区を横断している4640mの一級河川です。
天正18年、徳川家康の江戸入府の頃に、塩などの物資の輸送路として用いたのが始まりと言われています。明治時代には、小名木川水運を利用して、諸工業が発展しました。現在小名木川の両岸は「塩の道」として整備されています。(江東おでかけ情報局より)
少しだけ過ごしやすくなってきた今日この頃。ご自分のペースでゆっくりのんびり、川の流れを楽しみながら歩いてみませんか。

目次

森下駅に近い深川神明宮(寿老神)からスタートし、門前仲町の富岡八幡宮(恵比寿神)を徒歩で目指します。

ご開帳期間は毎年1月1日から1月7日の9時から17時まで。この期間に縁起の良い特製の色紙・福笹・鈴の授与があります。期間内は7つの寺社のどこでも授与しています。

色紙…  1000円
御朱印…各100円(専用の色紙のみ)
福笹…  1000円
お鈴… 各300円
http://www.fukagawa7.net/

寿老神(延命長寿) 深川神明宮

寿老神は、白髪長寿の老人の姿をして、杖を手にし、杖には人命の長寿を記した巻物を吊し、鹿を伴っています。鹿は、長寿を司る寿老神の神使とされています。深川神明宮の境内の寿老神社に安置されています。
森下1-3-17
都営新宿線・大江戸線「森下駅」徒歩5分
☎(3631)5548
http://www.fukagawa-shinmei.com/

布袋尊(清廉度量) 深川稲荷神社

布袋尊は、大きな袋を持ち、これに食べ物や日常品を入れ、杖をたずさえ、大きな団扇を手にし、腹は太鼓腹、半裸身、粗衣をまとい、常に笑顔、清貧にあまんじ、諸国を遊行し、子どもと遊び、酒脱、楽天的な和尚として親しまれてきました。町会によって管理運営されています。
清澄2-12-12
地下鉄半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」徒歩5分
☎(3641)6848

毘沙門天(勇気授福) 龍光院

毘沙門天はわが国では仏教守護から転じて、国土守護の武神として、とくに武将の間に信仰されるようになりました。護法と施福を兼ねる仏神として、民衆に勇気や決断力を与え、財福を授ける福神として広く信仰されています。通常は、ご開帳の期間でなく
ても拝むことができますが、
現在修理中で年内は
拝むことができません。
三好2-7-5
地下鉄半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」徒歩6分
☎(3642)3437
http://www.ryukoin.tokyo/

大黒天(有福蓄財) 円珠院

大黒は大国に通じ、大国主命に結合して福神の形となり、烏帽子、狩衣をつけ、右手に小槌をかざし、左手に大きな袋をかつぎ、米俵の上に座すようになりました。小槌と袋は限りない財宝糧食を蔵していることをあらわし人々に財宝を授ける福神です。江戸時代から、深川の大黒天として有名で、木造の大黒天が安置されています。ご開帳の期間でなくても拝むことができます。
平野1-13-6
地下鉄半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」徒歩6分
☎(3641)0491

福禄寿(人望福徳) 心行寺

福禄寿は、背たけが低く、頭がきわめて長く、白髪童顔の姿をし、年齢数千年といわれ長寿をつかさどる福神、杖を右手に、左に長命の鳥、鶴を従え長命と円満な人格を人々に授ける福神です。心行寺の六角堂に安置されています。お堂の前に建つ石造りの福禄寿も人気があります。
※心行寺では、月1回「写経会」を行っています。毎月第4土曜日15時~ 約1時間。詳細はお問い合わせください。
深川2-16-7
地下鉄東西線・都営大江戸線「門前仲町駅」徒歩5分
☎(3641)2566
http://www.shingyoji.or.jp/

弁財天(芸道富有) 冬木弁天堂

弁財天は、インドの水の女神サラスバティが仏教に取り入れられて言葉(弁才)・音楽・学芸の神となり、日本には、奈良時代に弁才天として入ってきました。後に、弁才が弁財となり、財宝の神になったと言われています。水の神として池、川、沼、湖などに多く祀られています。
冬木22-31
地下鉄東西線・都営大江戸線「門前仲町駅」徒歩10分
☎(3641)9051

恵比須神(愛敬) 富岡八幡宮

エビス神はふくよかな表情をたたえ、烏帽子をかぶり、狩衣を着て、右手に釣竿を持ち、左手に鯛を抱き、岩の上に座った姿をしておられます。最初は、航海安全の神として信仰されてきましたが、のちに笑顔愛敬、和顔愛語の福徳を人に授け、かつ富財の神、商売繁盛の神として、広く信仰されるようになりました。
※富岡八幡宮では、月次祭(縁日)、骨董市、フリーマーケットを行っています。詳細はお問い合わせください。
富岡1-20-3
地下鉄東西線・都営大江戸線
「門前仲町駅」徒歩3分
☎(3642)1315
http://www.tomiokahachimangu.or.jp/

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる