お口の中を清潔に保つことは、口腔内だけでなく、体全体の健康を保つことに繋がります。いろいろな病気と歯の健康が密接につながっていることがわかっていますが、今回は糖尿病と歯周病の関係について、砂町北歯科、院長、下田隆司先生に伺いました。に伺いました。
そもそも歯周病とは
歯周病は、細菌の感染症で、30代以上の8割の方がかかっていると言われています。
歯についている歯垢や歯石に歯周病菌がついて、歯肉組織に炎症をひき起こします。適切な処置を行わずに放置すると、免疫反応により歯を支える骨吸収が起きてしまい、歯を支えている骨を溶かし結果的に歯を失う原因となります。
症状としては、歯茎から出血する、口臭がする、しみるなどですが、初期のころは、痛みなどはありません。
糖尿病とは
糖尿病は、インスリン(ブドウ糖を効率よく利用させるうえで必須のホルモン。すい臓から分泌されます。)の分泌量が減ったり、インスリンを上手に使えなくなってしまう病気です。
高齢者において糖尿病の比率は著しく増加し、70歳以上では4割前後が糖尿病またはその予備軍と言われています。
血液中の糖分が下がらなくなってしまうことで、血管が傷つき、将来的に心臓病や失明、腎不全、また、抹消血管に影響が及び手・足を切断しなくてはいけない場合もある怖い病気です。
歯周病と糖尿病の関係は
歯周病により歯茎が腫れて炎症を起こしていると、血中の炎症反応が上昇してしまい、インスリン抵抗性というのも上がります。その結果、糖尿病が悪化します。
糖尿病が悪化すると、免疫力の低下が起こり、歯周病が悪化し、負の循環に陥ってしまいます。
ご紹介した事例は、あくまでも一部ですが、コロナ禍で皆様、今後どこで、どう過ごされたいかを考えた上で、いい形で売却できるのは今とご決断され、当店では、お客様のご希望に寄り添って、お手伝いをさせていただきました。
売買、住み替えだけでなく、老人ホームやリフォームの紹介、税金や相続のこと等、よりよい人生を過ごしていただくためのサポートをワンストップで行っております。
是非お気軽にご相談ください。
口腔機能の低下を防ぐ
口腔内の健康と全身の健康状態は密接に関連し、糖尿病だけでなく、心臓疾患、認知症にも影響することが分かってきています。
高齢者は、「噛む」「飲み込む」「呼吸する」「話す」「表情を作る」といった口腔機能全般が低下しやすい傾向にあります。
ご自身で歯ブラシのほか歯間ブラシやデンタルフロスなどを使い、日常的な歯磨きで歯垢を落とすセルフケアが大切です。でも、セルフケアでは十分に汚れを落とし切れないため、定期的に歯科医院で専門的なクリーニングを受けて、歯周ポケットにたまった汚れを取り除く必要があります。
当院は、コロナ対策として一つ一つの診療室は半個室とし、プライバシーとソーシャルディスタンスに配慮した作りとなっています。
大きなトラブルになる前にぜひお気軽にお問い合わせ、ご相談ください。
お話し
砂町北歯科院長
下田隆司先生